お金がなくて困っているときは、稼ぐことよりも借りることを優先される方も多いでしょう。実際にお金を借りようと思うと気になるのが利子・利息です。利息が高くなればなるほど返済額が多くなります。
お金を借りてもその場を凌いでも、返済できなければ意味がありません。こちらでは、無利子・無利息でお金を借りる方法を調べてまとめました。
「生活福祉資金貸付制度」を利用する
生活福祉資金貸付制度とは、収入が低く銀行や消費者金融のカードローン・キャッシングを利用できない方がお金を借りられる制度です。非常に低い利息、または、連帯保証人がいれば無利息でお金を貸してもらうこともできます。
生活福祉資金貸付制度は4種類
- 総合支援資金
- 福祉資金
- 教育支援資金
- 不動産担保型生活資金
もっとも一般的なのは「総合支援資金」で、就職や転職、または、家賃や携帯代、公共料金の滞納などを理由として貸付してもらうことができます。
「福祉資金」は怪我や病気、災害を受けた場合などです。介助に必要な器具の購入も当てはまります。
「教育支援資金」は学校に入学、通うための費用として貸付になります。義務教育でない高校や大学、専門学校も対象になります。
「不動産担保型生活資金」は高齢で低所得、生活保護を受給している方に対して貸付される資金です。
生活福祉資金貸付制度で借りられる金額
最も対象者が多いと思われる総合支援資金。果たしていくらまで借りれるのでしょうか。
総合支援資金:1人世帯 月15万円以内、2人世帯以上 月20万円以内
意外と多いですね。月10万円以上無利子に近い金額でお金を借りられるのであれば、困っているときは本当に助かりますよね。
生活福祉資金貸付制度を利用できる世帯
生活福祉資金貸付制度は誰でも利用できる訳ではありません。下記3つに当てはまる世帯のみが対象となります。
- 低所得で銀行などから借入できない世帯
- 65歳以上の高齢者がいる世帯
- 身体障害者手証、精神障害者手帳、療育手帳を持っている世帯
誰でも借りれるわけではないんですね。ちなみに審査は厳しいそうです。
生活福祉資金貸付制度の申請方法
生活福祉資金貸付制度は厚生労働省の管轄ですが、市町村にある社会福祉協議会で受付をしています。社会福祉協議会は市役所など庁舎の中に併設されています。分からなければ電話で問い合わせてみましょう。
まとめ
お金を借りる方法は1つではありません。国の制度を利用するのも手段です。生活福祉資金貸付制度は審査が厳しく貸付までに時間がかかりますがその分、超低利息です。しかし、急いでいる人には不向きのですので、即日や明日までにお金を借りたい方は銀行や消費者金融のカードローンを利用しましょう。